2011年11月17日木曜日

2 妻の不倫 発覚 その日 後半

後編
妻の不倫が発覚した当日の話 後編です
妻のやり直したい という意思を確認し
(僕の中では、その妻の言葉も全然信用していないのだが)
話し合いを 2階にある自分の書斎から ダイニングに移した
深夜2時になり 子供も寝静まったためでもある
テーブルの椅子に 対面で腰を掛けて話し合おうとすると
テーブルの上に何やら 封筒とへたくそに編まれたポケットティッシュのカバーが2つ置いてあった
妻が、封筒を開けると 中に手紙が一枚入っており
汚い字で
「パパ、ママ けんかしないでね パパとママがけんかしてたら 私 さみしいよ
なかなおりするように いっしょうけんめい作ったんだ 使ってね」
と・・・

どうも 2階で話し合っている時に 長女が一生懸命 仲直りする方法を考えたらしい。
これにはさすがの僕も そして妻も
声を出して泣いた。
妻は、そのへたくそに縫ったポケットティッシュカバーを握りしめ
「ごめんね・・・」 と 涙を流していた。

正直な話、この妻の不倫
また 事が収まれば 始めるのではないか・・・ 信用できない・・・
と思っていたが、 この娘のアクションと妻の涙を見て
僕がいくら説教するより 効果があると感じた。
娘に助けられたような感じだった。
なんて優しい娘に育ったんだ… と 思った瞬間でもあった。

娘の優しさにひたり、やっぱり 子供たちを不幸にはできない
僕たち幸せにならなければ 子供たちも幸せになれないよ・・・
子供を裏切ってはいけないのではないか・・ という話をする
その時 場所は変わって リビングのソファーになる
妻と並んで 話をする

しかし、浮気された方っていうのは怖いもので
落ち着いていたかと思えば、ふとしたきっかけで またしても怒りが込み上げてくるのだ…
特に 発覚したばかりだと ものすごく不安定になる
それが 自分でもわかるぐらいだ。
突然に 妻の事が許せなくなった
それは、妻の中に男のモノが入っていたという事実
一回、脳裏に出ると そのことばっかりグルグル回って離れなくなる
自分の中ではどうにもならないのはわかっている 妻の記憶から男の記憶がなくならないのもわかっている
でも どうしてだろ・・・
このままではいけない・・・ 妻の体から男の記憶を早く消さなければならない と思った
どうするか…
自分の何かわからないけど 妻の体の中に入れ 一刻も早く男の何かわからないものを拭わなければならない
と、そういう気持ちになった。
妻の愛を感じたい・・ という気持ちもあった
その気持ちを 妻に打ち明けた
妻は理解してくれ 僕に身をゆだねてくれた。
一枚一枚 妻の衣服を脱がし 裸にしたのだが
その妻の一つ一つの感部に 男の愛撫があると思うと やりきれなかった・・・
それを妻は察したのか
急に泣き出した・・・
なぜ泣くのかと聞くと
僕の顔が 辛く悲しすぎ、耐えられない という
正直な話、この行為は妻の涙の前に どのみち最後まで行けなかったのだ
自分のが立たなかった・・・
それほど自分はショックを受けているんだと・・自覚することになった

なすすべもなく・・・
時間だけが過ぎる
次の日が月曜日ということもあって 互いに仕事を控えている
こういう日ぐらい 休みたいのだが・・
僕の方は、大事なクライアントのイベントが控えており
その打ち合わせをしなければならない
失敗すると 売り上げに大きく響くのだ・・・
休めない・・・
でも たぶん 寝ることはできないと思う
体力を温存するため 横にぐらいはならないと・・ と思い
2階の寝室に
実は、寝室にはダブルベットが置いてあるのだけれども
今まで、妻とのセックスで使う以外は
使うことがなく 子供部屋で4人並んで寝ていたのだ
妻とのセックスが終わっても 子供部屋に戻り 家族で寝ていたんだけれども
妻の不倫が発覚し、また 子供も9歳と7歳で一人でも寝れるようになっているので
今からは、夫婦で寝室で一緒に寝てくれ と僕の方から要求し 妻は了解した。
もちろん 子供たちを無視するわけにはいかないので
次の日だが、子供たちにも ちゃんと 妻と寝室で寝る事 許可を取ったが…
「パパ さみしいから ママとと二人で寝かせてほしい…」と
そしたら 娘たちは、今までにない夫婦トラブルと認識しているらしく
「仲直りできるならいいよ・・」と・・・
と これは、次の日の話なのだが、
この妻の不倫が発覚した当日 僕の妻がそばにいてほしいという要望で
ダブルベットで一緒に寝ることになった。
その前に、まだ 風呂も入っていないので 妻は風呂に行った。
僕は、不潔かもしれないけれど 何もしたくない・・ という気分なので
もう そのままベットに入ることにした。
布団に入っても 当然 寝れない・・・
というか 横になること自体 苦痛に思えた。
ため息ばかりでる・・・ 
そんな中 妻が 風呂から上がりベットに入ってくる。
 
大丈夫・・・? と聞かれるが
心の中で 大丈夫なもんか と叫ぶ・・・
寝れない・・・
横になるのが苦痛で 結局 枕側に腰を下ろし 体育座りみたいな体制で 考え込む
本当に心配してなのか、カッコウだけなのか・・・
妻が心配そうに 寄ってくる。
ダメだ・・・ 妻を抱きたい・・・ 
本当だったら 不潔とか思って 距離を置くべきなのかもしれない・・・
でも 僕にはそれが出来なかった。
気が付いたら 妻を押し倒していた。
でも さっき 立たなかった自分がいる・・・
自分の胸に帰ってくるだろう妻の事を想い、愛撫をし、
何とか正常に戻った  ・・・が気を緩めると すぐ凹んでしまう。
とにかく 中に入れなければ・・・
ヘンな話だが、とにかく自分の何かを妻の中に残したくて
そして、妻の安全日も理解していたので
避妊具なしで とにかく 自分の気持ちを妻の中に押し込めた
その時 今までに感じた事のない感触が伝わってきた。
妻の膣の中で、キュッ キュッ という 洗ったような感覚があるのだ。
僕が、前の男の何かわからないのが残っているのが嫌だ… とソファーで話をしていたので
消えるわけでもないのに そして僕が気づくとは限らないのに 僕の辛さを少しでも和らげるため
風呂に入っている時に自分で膣の中を洗っているようだった。
嬉しかった半面 そこまでして戻りたいのに なぜ不倫に走ってしまったのか
という想いが駆け巡る中 また 悔しい思いをしながら 妻を抱きしめた。
外に射精するも 落ち着けるかと思いきや やはり悔しさの方が勝り
結局 寝ることなく朝を迎えてしまった。

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